ワケあり物件のメリットデメリット

ワケあり物件のメリット

ワケあり物件のメリットは、なんといっても安いということがあげられるでしょう。物理的瑕疵物件の場合は、通常の家賃の10%程度、心理的瑕疵物件でしたら通常の半額ほどになっていることも少なくありません。少しでも少ない予算でいい部屋に住めると考えると、決してデメリットではないでしょう。心霊現象が必ず起こるとも限りません。

特に心理的瑕疵物件では、例えば遺体の体液が染みてしまった痕はフローリングが張替えされていたり、浴室で火災や自殺が起こった場合、ユニットごと最新式のものに切り替えが行われていることが多いです。同じ建物内でも他の部屋よりも良い設備で、しかも大幅に安い家賃で入居できるというのは魅力的でしょう。心霊現象の多くは、本人の不安からくる勘違いによるものが多いものです。全く気にならない方は、本当に何も気にせず住んでいたりします。意外に幽霊が良心的だった、などという笑い話まであるほどです。家賃の値下げ交渉が可能になる場合もあります。

ワケあり物件のデメリット

一方で、やはり最大のデメリットは精神的なストレスとなります。やはり、事件や事故、不審死などがあった部屋に住んでいるというのはいい気分ではありませんよね。本人が気にしていなくても、周りが気にしている場合もあります。今までは頻繁に家に遊びにきてくれていた友人たちが、事故物件に住み始めてしまったとたんに疎遠に……ということもありえます。環境的瑕疵物件だった場合は、騒音トラブルなどに悩まされて具体的な被害に遭うことも少なくありません。安い物件に集まる住人というのは、それだけ生活レベルが低い、粗暴な人間が多い可能性も考えておくべきです。

また、物理的瑕疵物件の場合、一見、居住に問題がない程度に修繕されているようにみえていても、実はほとんど瑕疵が解決されていない可能性があります。雨漏りやシロアリ害に悩まされる毎日を過ごすことは大変なことですし、古い建物で最新の耐震要項を満たしていない場合、災害の際に家が倒壊する危険性や、建て替えのために結局すぐに引越すことになる可能性も考えておかなければなりません。